国立大学職員は勝ち組ではない?私立大学職員の待遇と比較するまでもない件

国立大学職員は勝ち組ではない?私立大学職員の待遇と比較するまでもない件
フクロウ

大学職員内定7つ獲得!200倍の選考突破したフクロウです

ねこ

国立大学職員は勝ち組?

大学職員の中でも国立大学職員についての記載はたくさんあります。

実際に国立大学職員は勝ち組なのか?

大学職員の面接を30回以上受けてきた経験を踏まえ現役職員が解説します。

この記事で得られること

✓国立大学職員が勝ち組なのかがわかる
✓私立大学職員との比較
✓大学職員を目指すなら私立一択な理由

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フクロウ

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目次

安定雇用と高い待遇、本当に”勝ち組”なのか?

公益財団法人はやめとけ!公務員との併願はすべきでない理由

結論:国立大学職員は安定性を最重要視するのであれば勝ち組でしょう。

ただし安定性に加え高い給料も重要視するなら私立大学の方が勝ち組です。

フクロウ

私立大学職員の平均年収は 700万円超だから

これは早稲田慶応のような有名大学職員から、名前を聞いたことないような F ラン大学の職員も含む

ねこ

何が言いたいの?

要するに 日本にある800以上の大学の8割近くは私立大学。そのうちほとんどが名前を聞いたことないような F ラン大学。

フクロウ

その F ラン大学を含めての平均年収が先ほどの700万円超

つまりその F ラン私立大学職員ですらそれなりに練習がもらえてしまうのです。

ねこ

給料が高い方がいい、なら私立大学の方が勝ち組じゃね?

フクロウ

かなり良い質問です。

それが落とし穴です。

ほとんどのブログや情報サイトでは私立大学であれば給料も高いしおすすめというポジショントークが展開されています。

ただ私は、大学職員になるのであれば私立大学の中でも倍率の高く難易度の高い優良大学一本だと断言します。

そうでなければ大学職員に転職する意味がありません

大学職員の仕事を検索して「楽でホワイトで給料が高い」と出てくるポジショントークは、日本にある800ぐらいの大学の一部の上位私立大学職員の話だけだと思ってください。

意外と多いのが今の仕事が嫌すぎて私立大学職員というだけで飛びついてしまうパターン。

せっかく大学職員になれても5年後10年後に、大学の運営自体が傾きまた転職活動しなきゃいけない状況に陥るリスクがかなり高いです。(現状表面化してないだけでこういった残念な目先の転職活動をしている人が結構います)

フクロウ

以上より、年収が高く安定している大学職員を目指すのであれば、あえて倍率が高く難易度の高い優良私立大学1本でしょう。

そういう意味では私は大学職員の内定を7つ獲得し30回以上面接を受けてきています。

フクロウ

私の経験値を手っ取り早く入手し内定に近づくならこちら。

フクロウ

昨年はここから43名の大学職員内定者が出ています

教育・研究支援など、社会貢献できる仕事のための勝ち組?

【面接対策質問】大学職員の面接を30回以上受けた僕が語る【実際聞かれる質問】

国立大学職員の主な業務は、教員の教育活動や研究活動を支援することです。

ねこ

この仕事に携われるだけでも勝ち組と思う人はいそう

授業運営の補助、研究費や外部資金の申請書類作成、実験機器の管理など多岐にわたる業務に携われる仕事は世の中にたくさんありません。

また、学生に対する就職支援や課外活動のサポートも重要な役割。

大学の中枢機能を守り、次世代の人材育成に貢献できる誇りある仕事であることからかなり責任を持った仕事を求められます。

フクロウ

つまり、社会貢献性も強くやりがいがあります

ワークライフバランスが取れるための勝ち組?

大学職員業界2024

国立大学職員の時間外労働時間数は、他の公務員と比べてもかなり少ないです。

これだけで国立大学職員は勝ち組かもしれません。

定時に上がれない日はあっても、残業が長時間に及ぶようなことは基本的にない。

勤務時間の割に責任は重いが、サービス残業をする必要がない点が大きなメリットと言えるでしょう。

フクロウ

また、年次有給休暇も公務員並みに付与されてます。

結婚、出産などで長期の休暇を取得できる制度もしっかりとしていることは当然。

フクロウ

私立大学職員ではここがあいまいなことが多いですから。。

子育てなどのイベントにも対応でき、プライベートと仕事の両立がしやすい職場環境といえるでしょう。

年金や退職金など、手厚い福利厚生制度があり勝ち組?

大学職員に転職した後悔5選

福利厚生面での手厚さが国立大学職員の大きな魅力で勝ち組と言われるゆえん

確定給付企業年金に加入でき、老後が公的年金と合わせて潤沢に保障される。

さらに勤続年数に応じて高額の退職金が支給されることが勝ち組です。

例えば勤続35年で約3,500万円の退職金が得られるなど、長く勤めれば多額の退職金を期待できることがあります。

フクロウ

これは国立大学職員の勝ち組み要素

病気やけがをした際に長期の病気休暇や休職制度も保証されており、リハビリに専念できる。

また、住宅や生活費への各種手当も充実しているというからなんとまあ。

フクロウ

これらの手厚い福利厚生制度は、民間企業には決してないメリットでしょう。

ねこ

そういう大学職員ほど倍率高くて面接通らない

実際大学職員の面接を30回以上受けてきて、鬼門は確実に面接です

フクロウ

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フクロウ

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国立大学職員が勝ち組だと言われるメリット

国立大学職員 勝ち組

色々国立大学職員についてディスってきましたがメリットもたくさんある

人によっては国立大学職員でも勝ち組だと思う人もたくさんいるのは事実です。

それぐらい国立大学職員は私立大学職員にないメリットがたくさんある

1. 安定した雇用

フクロウ

何と言ってもこれは国立大学職員にだけ与えられる特権

私立大学はいくらうまく運営されているところでも私立大学を私立大学。

何があるかは分かりません。

国立大学は政府のサポートを受けており、経済的な安定性があります。

ねこ

準公務員とも言われてたしね

雇用安定感は転職希望者にとって魅力

2. 福利厚生の充実

国立大学は一般的に良好な福利厚生を提供しています。

これは国立大学職員を目指す人にとってもかなり重要なポイントでしょう。

健康保険、退職金、そして研究や教育のための助成金などがあり、働きやすさを支えます。

3. 社会的貢献感

フクロウ

国立大学は教育・研究機関として社会に貢献する役割を果たしています。

この社会的意義を仕事をする上で直接的に得ることができるのは国立大学職員のメリット

職員としてそこで働くことは、社会的使命感や自己実現に繋がります。

仕事人のやりがいにももちろんつながり定着率向上にもつながっている理由の一つですね。

国立大学職員のデメリット

国立大学職員 勝ち組

一方で国立大学職員だからこそのデメリットもいくつかあります。

私立大学職員でも当てはまる。部分もありますが、国立大学職員だからこそという部分を紹介しておきます。

1. 厳しい競争

国立大学への職員採用は非常に競争率が高く、選考プロセスも厳しいです。

意外と私立大学よりも学生や地域のために貢献しながら成果を上げて出世したいという欲のある人が意外と多いです。

一方で私立大学の方が楽しくて年功序列で稼ぎたい。そういった割り切った人が多いイメージ

転職希望者は競争の激しい状況に備える必要があります。

そのため年功序列とはいえ厳しい学内競争が起こっている大学は多い。

ここで勝ち残った人こそが国立大学職員の勝ち組と本当に言えるでしょうね。

国立大学職員は受かりやすいともいう声が多い中、入ってからの出世競争が激しい点は特筆しておくべき点でしょう

2. 縦割りの組織文化

フクロウ

これは国立大学職員のイメージ通りでしょうか。

大学内部では、学部や学科ごとに独自の文化や慣習が存在し、それらの間の調整や連携が難しいことがあります。

柔軟性や適応力が求められる体育会系の人が輝ける場所でもあります。

3. 給与の制約

フクロウ

一般的に、国立大学の職員の給与は民間企業に比べてやや低め

お伝えしているように私立大学職員の平均は700万円を超えますが、国立大学職員ですと600万円台です。

ポイントは私立大学は約600の大学平均なのにそれだけ高いということ

つまり上位の私立大学職員になることができれば40代前半で平均年収1000万円は余裕で超えます。

嘘だと思う人は私の給料を公開してるのでこちらをご覧ください

私立大学職員のメリット

大学職員の集団面接(グループ面接)の注意点【大学の意図や個人面接との違い】

国立大学職員のことだけ話してきましたが私立大学職員のことも改めて理解しておきましょう。

1. 柔軟な雇用条件

私立大学は独自の雇用条件を持ち、国立大学よりも柔軟な働き方や契約形態があります。

ねこ

フレキシブルな働き方を求める転職希望者にとって魅力的

ジョブ型採用やキャリア採用という採用形態をとっているのも私立大学が圧倒的に多いですからね。

総合職採用より配属先のミスマッチを減らすことができ転職の効果が圧倒的に減ります。

お互いwin-winです

2. 教育・研究の自由度

私立大学では研究や教育の方針が自由度が高く、新しいアイデアや取り組みを積極的に取り入れやすい環境があります。

フクロウ

何だって私立大学ですから

国立大学のような制約は大きくない

創造性や独自性を発揮したい人にとって魅力的です。

3. 職員の関与度

私立大学では規模が小さく、職員が学校運営に積極的に関与することが多いです。

自らの意見やアイデアを反映させやすい環境であり、自己実現や成長につながります。

いい意味でも自分に改革力があればどんどん変えていけるような環境が整っています。

フクロウ

というかむしろそういう人材が求められていますねこの業界では。

そのあたりは実際に大学職員の面接を30回以上経験した体験談が役に立ちます。

私立大学職員のデメリット

国立大学職員 勝ち組

一方で私立大学処分のデメリットもあります。

フクロウ

隠さず紹介しておきます。

1. 経済的な不安定性

私立大学は国立大学と比べて政府の支援を受けていないため、経済的な不安定性があります。

有名私立大学でも一度は経営基金を散ったことがあるという話はよく聞きます。

フクロウ

そして有名だから経営が安定しているというわけでは全くないです。

しっかりと税務諸表を読み込む必要があります

採用枠や予算の変動などにより、安定した雇用状況が保証されない場合があります。

私は元銀行員ですのでその辺簡単に説明している記事があります

2. 競争の激化

私立大学の求人市場も競争が激しく、特に有名校や人気のあるポジションは多くの応募者が殺到します。

何だって私立大学は日本に600以上ありますからね。

これからの少子化の波が一番直撃するのはその下位大学からです

フクロウ

そういった大学の職員は転職競争に備える必要があります。

というか、大学選択の時点で絶対にそういう大学に入ってはいけませんよ。

3. 給与水準の差

フクロウ

一般的に私立大学の給与は国立大学よりも低めです。

高い能力や経験を持つ転職希望者にとって、給与面での妥協が必要となる場合があります。

あなたの価値観に合った選択を

大学職員の面接で貴学はOK?【貴校?御校?御学?貴学院?使い分け】

以上のように、国立大学職員にはメリット・デメリットの両面があるということが理解いただけたでしょうか?

ひとえに国立大学職員が勝ち組でもないことも理解できたかと思います。

高い安定性と手厚い福利厚生に魅力を感じる一方で、給与水準や勤務地の制限といったデメリットも存在する。

結局のところ、収入を最優先するのか、それとも仕事の面白さや生活の安定を重視するのかによって、判断は分かれるということです。

収入よりも生活の質を大切にするなら、国立大学職員への転職は検討する価値があると言えるでしょう

フクロウ

あくまでも個人の価値観次第だが、メリット・デメリットを十分に理解した上で、誰にとっても良い選択ができるはずですね。

国立大学職員希望者からよくある質問

私立大学職員の平均給与は実は低い【ホワイトで給料が高いのは嘘?】 
フクロウ

私は大学職員になって長いです。

大学職員になるために転職活動をたくさんした経験や、大学職員になってからも採用担当者としての経験が長くあることからどんどん質問が来ます。

このようなブログを応援していることから毎月たくさんの質問が寄せられます

よくある質問をここで解説しておきます

質問1: 国立大学の職員の初任給は民間企業に比べて低いのではないでしょうか?

回答1: 国立大学法人の職員の初任給は、民間企業と同等かやや低めの水準にあります。

しかし、仕事の安定性が高く、退職金制度もあるため、長期的にみれば必ずしも待遇が劣るわけではありません。

故に国立大学職員が勝ち組だと確信していた人は一度考え直すべきでしょう。

質問2: 年功序列が残る国立大学で、実力主義の人事は行われにくいのではないか?  

回答2: 一部年功的要素が残る面もありますが、近年は能力・実績主義の人事制度への転換が進んでおり、適材適所の人員配置が行われるようになってきています。

質問3: 地方の国立大学に勤務すると、生活環境の面で不便が多くないか?

回答3: 確かに地方によっては都市部に比べ生活環境で不便な面もありますが、大学の施設が充実していることが多く、勤務環境自体は悪くありません。

国立大学職員が勝ち組ではなくなる理由がここにあります。

質問4: 大学の予算が削減される中で、職員の昇給・昇格が適切に行われるか不安です。

回答4: 国立大学の予算は厳しい状況にありますが、法人化以降、人件費の適正管理が求められており、一定の昇給・昇格機会は確保されています。   

質問5: 研究者主導の組織なので、職員の発言力が十分確保されていないのではないでしょうか?

回答5: 大学運営において職員の役割も重要視されており、様々な委員会への参加や、企画立案の機会も与えられています。

職員の発言力は着実に高まっています。

こうしたように、一般的なネガティブな質問への回答を通じて、国立大学職員の実態をより深く理解することができます。

転職を検討する際の不安を少しでも払拭できれば幸いです。

大学職員を目指すなら勝ち組な【優良私立大学一択】

大学職員の夏休みは長くてまったり?
フクロウ

最後に厳しいを現実を伝える

大学職員であればどの大学でもいいという考えは一切捨ててください

大学職員の仕事を検索して「楽でホワイトで給料が高い」と出てくるのは大抵がポジショントークです

そういった甘い話は日本にある800の大学のごくごく一部の上位の大学の話だけです

だからこそ優良大学職員になることを目指すべきです。

フクロウ

その大学職員こそが本当の勝ち組です。

※優良大学とは総学生数が大学生だけで4000人を超える大学を指します。

意外と多いのが今の仕事が嫌すぎて私立大学職員というだけで飛びついてしまうパターン。

せっかく大学職員になれても5年後10年後に、大学の運営自体が傾きまた転職活動しなきゃいけない状況に陥るリスクがかなり高いです。(現状表面化してないだけでこういった残念な目先の転職活動をしている人が結構います)

以上より、年収が高く安定している大学職員を目指すのであれば、あえて倍率が高く難易度の高い優良私立大学1本でしょう。

フクロウ

そういう意味では私は大学職員の内定を7つ獲得。

フクロウ

もちろん全て優良大学からです。

そのノウハウを全てこちらに詰め込んでいます。

まだご覧になられてない方はどうぞ。

フクロウ

昨年はここから43名の勝ち組である大学職員内定者が出ました

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