大学職員と言っても自分がしたい業務内容じゃないことの方が多いって本当?
大学職員は大きく分けて事務系と技術系の2つに分けられます。
「忙しい中、面接を受けるんだしどうせならやりたい仕事がしたい」という方も多いと思います。
(実際当時の僕がそうでした)
✓大学職員と言っても仕事は細分化される
✓大学職員を受ける前から「どれを狙うか?」の選定は重要
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いたって”普通のぼく”がここまで面接を通過できた体験談も含めてお伝えします。
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大学職員が行う仕事の種類は大きく2つ
大学職員と言っても大きく2つの職種に分けることができます。
それは①事務系の大学職員と
②技術系の大学職員です。
事務系の大学職員はどんな仕事をする?
また長年勤めるにあたって部署の異動もあり、様々な業務に関わることができるのも特徴の一つであります。
人事総務関連の仕事
大学で行われる戦犯的な事務を行います例えば入学式や卒業式がイメージしやすいですね
財務会計の仕事
大学組織をお金の面でサポートする財務管理を行います。
例えば教授がたくさん研究を行う際の物品の購入管理。授業料の計算。
職員の給与計算を行うことが多いです。
学生支援の仕事
学生が良いキャンパスライフを送るためのサポートを行います。
例えば授業の履修状況の管理。就職活動の支援などです。
もっとも大学職員の仕事としてイメージしやすい仕事のひとつです。
国際的な仕事
大学と海外を繋ぐようなパイプ役を担う仕事です。
現在は it 系の学部が乱立している時代ですが少し前までは国際系の学部が早くから大量にできました。
仕事としては外国人留学生の受け入れや日本人大学生の海外派遣交換留学の事務的な手続きなどがあります。
研究の支援を行う仕事
例えば研究するためにはたくさんお金がいるため外部資金をどう集めるか、
発表会や研究会の開催手続きサポートなどがあります。
広報部門の仕事
広報といえば大学を浴びるというイメージがありますが、研究活動の結果を社会に発信するという役割も果たしています。
マスコミからの取材や問い合わせ対応を行うのも広報部門の仕事です。
最近では大学が母体となって SNS で情報を発信する学校法人が増えてきています。
そのため比較的若い大学職員が配属となり SNS の運用を行っていることが多いですね。
企画経営戦略部門の仕事
大学は行なってきた研究や教育の評価を内部的に行い大学の将来への道筋を考え示します。
大学の頭脳と言われるぐらいの戦略家が多い仕事です
技術系の大学職員はどんな仕事をする ?
大学職員の技術系の職員といえば大学施設を維持管理する仕事がメインになります。
大きく分けて①土木建築 ②電気機械の二つに分けられます
大学職員の土木建築の仕事とは
土木建築でイメージするのは土方だと思いますがイメージ通りです。
大学は学校法人であり一般企業よりずば抜けて大きいです。
学生の教育や研究する責務を負っているため、しっかりとした環境を維持しなければいけません。
学生が数百人程度の小さい大学では全て外注で行なっている大学もあります。
昨今の人件費の増加や人手不足で技術者が足りないということもあり、お金をかけてまでも自社で抱え込む大学が増えてきていますね。
大学職員の電気機械の仕事とは
こちらのイメージはキャンパス内の電気工事です。
何の仕事も入学時に資格の必要はないのですが土木建築か電気工事関係の仕事を取っていればより内定率が高いと言えるでしょう。
中小企業で技術を見つけた若い人材は比較的通りやすいという噂をよく聞きますね。
大学職員の求人情報について
大学職員の仕事内容が様々だということを理解いただけたと思います。
次にその求人情報はどうやって手に入れるのか。
大学職員の求人情報とは
大学職員の求人情報とは、大学が公募する職員の募集情報のことを指します。
大学職員の求人情報は下記でウエアれることが一般的
- 大学のホームページ
- 求人情報サイト
- 大学等が発行する広報誌
- 大学職員からの口コミ
求人情報には、募集する職種や勤務地、採用条件、応募方法などが記載されています。
大学職員の求人情報は、大学教育や研究に貢献することを目的としており、専門的な知識や技術を持つ人材を募集することが多いです。
また、非常勤講師や事務職員、技術職員など、職種や雇用形態も多岐に渡っています。
大学職員の求人情報は、大学の発展や成長に貢献するとともに、自己実現やスキルアップの機会を提供するためにも重要なものです。
大学職員の求人情報の種類
教員採用情報:大学の教員職に応募するための情報です。
学部・大学院の教員として教育や研究に携わることが求められます。
また、教員採用試験に応募する場合、大学によっては学術成果や研究プロジェクトの計画書などを提出することもあります。
事務・管理職採用情報:大学における事務や管理職の職務に応募するための情報です。
大学の運営や管理を担う重要なポジションであり、大学の発展に貢献することが求められます。
研究職採用情報:大学の研究所や研究グループに応募するための情報です。
研究成果を上げることが求められ、自分の研究テーマを追求することができます。
専門職採用情報:大学病院や図書館、総務など、専門性が求められる職種に応募するための情報です。
大学独自の業務やサービスを提供することが求められます。
大学職員の求人情報を見る際の注意点
大学職員とってもかなり内定までの道のりは遠い。
そこで注意点を事前に知っておくことをお勧めします。
応募資格をよく確認する
大学職員の求人情報には応募資格が明記されています。
また、求人情報に書かれている応募資格に対して、自分がどの程度適しているかも見極めておくことが大切です。
勤務地や待遇に注意する
大学職員の求人情報には、勤務地や待遇などの情報が書かれています。
勤務地が自分にとって遠すぎたり、待遇が自分の希望に合わなかったりする場合は、応募を控えるべきです。
また、待遇に関しては、大学によって異なるため、よく確認しておくことが大切です。
応募方法について調べる
求人情報には応募方法が書かれています。
応募方法には、書類選考のみか、面接があるか、必要な書類や提出期限などが含まれます。
応募方法に関する情報は、求人情報や大学のホームページ、求人サイトなどから確認できます。
応募方法については、しっかりと調べておくことが大切です。
大学の特徴を把握する
大学職員の求人情報を見る際には、その大学の特徴を把握しておくことも重要です。
大学の方針や研究分野などについて、事前に調べておくことで、面接時に質問することができたり、志望動機を述べる際に役立ちます。
大学職員の求人情報を探す方法
大学職員の求人情報を探す方法について紹介します。
主に大学職員の求人収集は2パターンあります。
①大学の公式ホームページ ②求人情報サイト、人材紹介会社など
上記の違いは主体的に受けるか、紹介もしくはおすすめされて受けるかの違いです。
簡単にですが、大学のHPのみの募集の場合、人気大学のケースが多いです。
大学職員の採用試験の情報について
大学職員の採用試験は、大学の求人情報を見て応募し、書類選考、筆記試験、面接試験、実技試験、英語力試験などの複数の段階を経て行われます。
採用試験でよく出題される問題は、専門分野の基礎知識や応用力、英語力、ビジネスマナーなどがあります。
対策としては、模擬試験を利用して勉強し、自分の不足している部分を見つけて補強することが重要です。
注意したいのが面接官は優秀な人に内定を出すのではないという点です。
優秀な人 > 内定辞退をしない人
この思考を理解することでいかに志望理由か大切かが分かるでしょう。
大学職員のキャリアアップについて
大学に無事入れても、一般企業よりはバチバチしてませんが出世競争があるのは事実。
大学職員のキャリアアップには、大きく分けて3つの方法があります。
大学職員のキャリアアップ:資格取得。
大学職員には、教育・研究支援に必要な専門的な資格を持っていることが求められる場合があります。
特にキャリア採用であれば資格があることで選考を優位に進められます。
大学職員のキャリアアップ:研究や教育の分野での実績を積む。
大学職員は、研究や教育支援の分野で実績を積むことで、その分野での専門性を高めることができます。
そのため、研究プロジェクトに参加したり、教育プログラムの企画・運営に関わったりすることが、キャリアアップにつながります。
嘘のようですが休日返上で上司にゴマすりしている職員が出世する古い体質も残っています。。
大学職員のキャリアアップ3つ目:留学や外部研修に参加。
大学職員は、海外の大学や研究機関での研究や教育支援に関わります。
特に外部研修については重視される傾向が多い。
改革を求められている大学業界では外の民間の血が必要とされています。
そのため積極的に外部との連携を深め、視野を広げられる職員が今後も評価が高い職員と言えるでしょう。
大学職員の労働環境についての情報
大学職員の労働環境は、大学によって異なるため一概に言えませんが、一般的には比較的自由な雰囲気があります。
しかし、大学職員は教育・研究以外にも多くの仕事を担当することがあり、多忙な場合もあります。そのため、ストレスや過労の問題が発生することもあります。
大学職員が健康的に働くためには、自分のペースを保つことが重要です。
また、適度な運動や休息、良質な睡眠を取ることも大切です。
職場においては、ストレス発散の場が用意されていることも多く、休憩時間にはカフェや食堂での交流が行われることもあります。
大学職員のワークライフバランスが改善されるように、大学側も様々な取り組みを行っています。
大学職員自身も、業務に対する自己管理が求められます。プライベートな時間を確保することで、ストレスを軽減し、充実した仕事ができるようになります。
大学職員の使命や仕事内容・役割について
大学職員には、様々な使命や役割があります。以下に、代表的なものをいくつか紹介します。
学生支援
大学職員の重要な役割は、学生の支援です。
学生が大学生活をより良く送るために、学業面や生活面でのアドバイスやサポートを提供することが求められます。
具体的には、就職支援や奨学金申請の手続きのサポート、カウンセリングや相談業務、留学支援、キャリア教育などが挙げられます。
研究支援
大学職員の中には、研究者や研究グループを支援するための担当者がいます。
彼らは、研究費の調達や研究成果の共有、学会やシンポジウムの運営、国内外の研究機関との連携など、様々な仕事を担当します。
教育・カリキュラム開発
大学職員の中には、教育部門で働く担当者がいます。
彼らは、授業やセミナーの企画・運営、カリキュラムの開発・改訂、教材の制作・配布、学生の評価・成績管理などを担当します。
総務・庶務
大学職員の中には、総務部門や庶務部門で働く担当者がいます。
彼らは、施設の管理やメンテナンス、イベントの企画・運営、広報・宣伝活動、人事・労務管理、予算・会計管理などを担当します。
と様々ではありますが、ほとんどの大学職員の求人は「総合職採用」
そのため、大学は、総合的な教育・研究機関であり、様々な分野で活躍する人材を育成するための場所との認識を持っている職員も多いです。。
大学職員は、そのような目的を実現するために、それぞれの仕事を、複数、全力で担当することが求められます。
大学職員に就職するメリットについて
大学職員に就職するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
長期雇用が可能
大学職員には、一般的に終身雇用の制度があります。
つまり、優秀な職員であれば、長期的に安定して働くことができます。
社会的地位が高い
大学職員は、社会的に高い評価を受けることが多いため、社会的地位が高いと言えます。また、大学教員としてのスキルや専門知識が認められることもあります。
経験やスキルを磨くことができる
大学職員は、研究や教育に携わることが多いため、自身の専門分野において、より深い知識やスキルを磨くことができます。
福利厚生が充実している
大学職員は、社会保険や退職金制度が整っている場合が多く、福利厚生が充実していることが多いです。
大学職員に就職するデメリットについて
大学職員に就職するデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
競争が激しい
大学職員には、優秀な人材が多数応募するため、競争が非常に激しいと言えます。
そのため、中には倍率が数百倍となり採用が難しいこともあります。
長時間労働が必要な場合がある
大学職員は、研究や教育、行政業務などを担当することが多いため、長時間労働が必要な場合があります。
給与が低い場合がある
大学職員は、高給といったイメージがありますがそうではありません。
はっきり言ってピンキリ。
日本には大学が800校程度あるため、給与水準が高いのは有名私学と思っておいたほうがいいでしょう。
大学職員の中には、一定の年齢になるまで昇給がない場合もあります。
大学職員のやりがいについて
大学職員のやりがいとしては、以下のような点が挙げられます。
大学職員は、学生と接する機会が多く、学生の成長を支援することができるため、やりがいを感じることが多いです。
社会に貢献できる
大学は、社会に貢献する役割を持っています。
就活の軸として社会貢献がありますが、子の軸にピッタリな就職先と言ってよいでしょう。
専門分野において専門性を高めることができる
大学職員は、自分の専門分野において深く掘り下げることができるため、自分自身の専門性を高めることができるというやりがいを感じることがあります。
最近では総合職ではなく「キャリア採用」も盛んに行われているため専門知識を深める場として、転職市場からも大変人気です。
大学職員の給与や待遇について
大学職員の給与や待遇は、以下のような点が挙げられます。
給与
大学職員の給与は、職種や役職によって異なりますが、一般的には民間企業と比較し「高給」「ホワイト」といったイメージがあります。
しかも民間企業のように、事前にどの大学がどの程度の給与水準か情報が少ないです。
そのため自分の知っている OB の大学職員の方に具体的な給与水準を聞いておくこともかなり大切になってきます。
福利厚生
大学職員の福利厚生には、社会保険や退職金、年次有給休暇などがあります。
こちらも一般的に民間企業と比較すると大学職員が優遇されているとよく聞きます。
その理由はしっかりと有給を消化できたり夏休みや冬休みの休暇が別枠で特別休暇としてある大学が多いということが理由です。
職場環境
大学という組織は中小企業よりも規模が大きく、そのぶん働く人も多いだけあって内部の職員と連携しながら仕事に取り組むことが多いです。
また、大学は学問研究機関であるため、研究や教育に集中することができる環境が整っています。
しかし、大学内でも職種や部署によって職場環境が異なるため、自分に合った職場を選ぶことが大切です。
大学職員に向いている人の特徴について
研究や教育に情熱を持っている人
大学職員は、研究や教育に取り組むことが主な仕事となるため、その分野に情熱を持っている人が向いています。
コミュニケーション能力が高い人
大学職員は、学生や同僚とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが多いため、コミュニケーション能力が高い人が向いています。
チームプレイヤーである人
大学職員は、大学全体の発展を目指して仕事を進めるため、チームプレイヤーである人が向いています。
自分が変えてやるぞといった改革心のある人
今では大学は斜陽産業と言われています。
大学の数が多すぎます。国も大学に改革を迫っており、大学職員は常に「改革」といった言葉を意識して働いている職員が多いです。
そのため出る杭は打たれるといった気持ちで働くのではなく、自分が大学を変えてやる!といった強い気持ちをもって働ける人は向いています。
変化に対応できる人
大学は常に変化しています。
改革という言葉からも今まで通りの大学職員のイメージではいけないといった危機感をもっています。
そのため、変化に対応できる柔軟性がある人が向いています。
優良大学の職員に転職するには・・・・
大学職員の面接に通らない…
面接突破率は上げられます!
ぼくも使い倒したサービスです
\ 使い倒さないと損 /
まとめ
大学職員になりたい人に向けて要点をまとめてみました。
大学職員への道は狭き門ということは今でも言われています。
そのため関心がある場合は、少しずつでも行動に移し、内定を取れるような対策を準備していきましょう。
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