大学職員内定7つ獲得!200倍の選考突破したフクロウです
大学定員が厳格化?
✓大学定員厳格化についてわかる
✓今後定員はどうなるかわかる
長期的にも必ず話題に挙がるトピックです。この機会にどうぞ
閉学を前提とした募集停止の衝撃
●恵泉女学園大学
⇒閉学を前提として募集停止
●神戸海星女子学院大学
⇒閉学を前提として募集停止
この2つの歴史ある大学が、「閉学を前提とした 募集停止 」という苦渋の決断に至りました
将来へ閉校するってこと?いまからじゃなくて?
大学は閉校しようと思ってもすぐにはできません。
つまり 新規募集をしてしまうと 最低でも8年は運営しなければならないのです
その間の経費負担も考慮し 傷が浅い タイミングで閉学を決めた
賢明な判断かもしれません。
生徒が減れば教授や職員減らせば?
仮に人がいなくなっても大学は維持するだけでも莫大なお金がかかります
危ない大学の職員から、優良大学職員へ転職が多いのも理由がわかる。
その分優良大学では倍率が高まります。
大学運営の定員管理とは
2018年以降、文科省による入学定員の厳格化政策があります。
下記までしか入学者をとれないことがルール化されました。
●入学定員8,000人以上の大規模大学は入学定員の1.1倍まで
●4,000人以上~8,000人未満の中規模校は1.2倍まで
●4,000人以下の大学は1.3倍まで
この基準を学部単位でも超えてしまうと、補助金カットとなります。
大学により、億単位の損害がでます。
そのため大学はこの基準を死守する
つまり学生を取り過ぎたら売上が減らされる!
ほとんどの大学が充足率100%台を維持しています。
約2割の大学では充足率8割未満ともなっており、日本の大学は国により厳しく管理されています。
大きい大学が大きくなりすぎないように必要な制度かもね
しかし、それが今後緩和されていくんです!
ここまで知ったら最後まで知りたい
大学定員は厳格化から緩和へ
お伝えしてきた定員厳格化のルールが2023年以降変わりました。
厳格化時のルール
●毎年の入学定員の1.1倍までしか入学者を出してはいけない
緩和された後のルール
●各大学の収容定員の1.1倍までしか入学者を出してはいけない
以前までは各年度の「定員基準」で判断されてきたが、
今後は「全学年の総生徒数」で判断となりました。
例えば、定員100名の場合、今までは111人の合格者が出すと×
しかし、2023年度以降はその大学の1〜3年生の在籍人数が定員の1.1倍よりも1名以上少なければ〇となります。
また大学は定員充足率も大切だけど、学校法人の財務も大切
元銀行員がサルでもわかる学校法人の財務解説をしています
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