大学職員に転職して後悔している人って多いらしい
大学職員はホワイトで給与が高いと恵まれているのは事実です
一方で、大学職員になったことを後悔する人も多いのも事実
なぜ大学職員になって後悔する人がいるのでしょうか?
ここでは実際に僕の友人で大学職員になり 後悔し 転職した人の例をあげて解説していきます
✓僕の友人がなぜ失敗した転職をしてしまったのかわかる
✓大学職員に転職して公開することベスト5がわかる
失敗は成功のもとです。この機会にどうぞ
大学職員に転職して後悔する理由①人間関係
退学職員に転職して後悔する理由ナンバーワンは人間関係です。
これって大学職員に限らずどの職場でも同じじゃない?
大学職員は一般的な事務職と異なり自らの組織内での調整事がものすごく多いです。
つまり人間関係が仕事に直接影響します。
一つの仕事を遂行するまでに、大学内で2〜4つの部署の人間と内部調整を行い、勧めていくことが多いです。
想像以上に人間力が必要であり、人付き合いや人間関係に疲れます。
また大学職員は一般企業と比較して、おおらかな方が多い印象があります。
THE営業マンといった人は少なく、どちらかと言えば協調性を大切にする誠実な人が多いイメージ。
バリバリ仕事がしたいバリキャリ系の人は士気の低さを感じてしまい、モチベーションが保てず転職を後悔するかもしれません。
大学職員=事務職=あまり コミュニケーション 取らなくて楽チン
↑こういった考えで入ってしまったことが転職の後悔ナンバーワンでした。
結局のところはどこで働くかではなく誰と一緒に働くか。
これはどの仕事においても大切です。
大学職員への道は厳しい!と言われていますが、僕は大学職員の内定を7つ獲得しました。
大学職員の面接を30回以上受けてきたからこそわかります
そんなぼくが大学職員の面接対策に特化をした、【実際聞かれた面接質問+回答アドバイス100個】を詰め込んだサービスがかなり好評です。
皆様が本サービスを利用されて後悔するとしても、失うのは少しの投資のみです。
しかし、それが皆様の将来のキャリアを画期的に変えるものであればどうでしょうか?
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大学職員に転職して後悔する理由②労働時間が多い
大学職員なのに残業が毎月40時間以上ある
こればかりは入ってみないと分かりません。
また配属される部署によって濃淡が激しい ガチャ。
友人の場合は初期配属で入学センターに配属になり、入社してから1ヶ月目から残業が50時間 近くあったそうです。
時期によって忙しさは異なりますが、1年勤め上げ残業時間をならしても 40時間以上の平均残業があったそうです。
大学職員に対する仕事が早く終わる 楽チンだというイメージが強ければ強いほどこのギャップに強いインパクトがありますね
大学職員という仕事は所属する大学や 部署によって 濃淡が激しいです。
よくブログに書いてあるようにすごく楽で給料が高い大学もあれば、しんどいのに給料が低い大学もあります。
こればかりは内定をもらって実際に働き出すまで分かりません。
大学職員に転職して後悔する理由③給料が思ったより低い
転職し大学職員への転職を後悔する理由ナンバー3は思ったより給料が安いこと。
これは意外とあるあるな後悔です。
僕の友人は前職の仕事が嫌すぎて、早く抜け出したいがために年収の低い大学に転職してしまった パターンです。
友人は前職の仕事が 営業職であり 数字に追いやられるがあまり 大学職員から内定をもらったらすぐに転職を決めてしまったそう。
仕事が本当に嫌で抜け出したい時こそ、入る大学を見誤ってはいけません。転職を後悔しています。
それぐらい追い詰められていたのならいっそのこと 前職をやめてしまってから就活するのも一つです。
前職の忙しい状態の仕事をこなしながら転職活動するので地獄に落ちてしまう人は多い
また 国公立大学の大学職員へ転職してしまった場合にもこの後悔はよく挙げられます。
1位が政策研究大学院大学 700万円
2位が東京大学 690万円
3位がお茶の水女子大学 685万円
なんだそこまで高くないじゃん
転職活動の際に大学職員という枠で絞って検索していると国公立大学を受験してしまっていたというケースもよくあります。
転職する上で年収を上げることを重視する方は、志望を私立大学 一本化することをお勧めします。
大学職員に転職して後悔する理由④土曜日出勤がある
土曜日に出勤するなんて聞いていないこの大学 転職してやる
大学職員に転職したものの半年以内に辞める人のナンバーワンの理由はこれです
業務がしんどいから使わせておき完全週休2日制 の企業から来た人間からすれば 土曜日出勤はありえないのだ そう
これは個人的に自らの調査不足だと思います.
そもそも 完全週休2日制 の完全の文字があるかないかも知らない人が多い
完全という文字がないだけで全然意味が変わってきます
月1回以上週2日の休みがあり、他の週は毎週1日の休みがあるのが「週休2日制」。
一方、毎週2日の休みがあるのが「完全週休2日制」です。
友人は週休2日制という文字だけを見て土日が必ず休みと判断し、大学職員への転職を決めて後悔しています。
完全という文字を見逃していたわけです。
転職に後悔する人のあるあるですが、前職での業務に追い詰められ 逃げるように転職をする人ほど後悔してしまう落とし穴です。
情報や知識面での転職の後悔はさけたいところですよね。
またこの給与については残業時間の換算方法の違いによる後悔も多いです。
それってどういうこと
これは組織による違いだと思いますが1分単位でしっかり残業がつく組織とそうでない組織がありますよね.。
もともと友人が勤めていた前職はパソコンを開けた時間から閉じた時間まで1分単位で勤務時間とみなされていました。
しかし転職後の大学職員ではパソコンで管理するものの自分で出勤と退勤をクリックする自己申告制。
自己申告制の制度を取っているということは勤労時間より実際働いてる時間が多いことがほとんど。
9時から修行なのに8時過ぎに来て9時からの仕事に備え準備をする(なおその準備時間は勤労時間に入らない)
↑こういったパターンですね。
これだと実際の労働時間は多いのに給料は少ないという実感するのも無理はありません。
つまりは
①土日がしっかり休みかどうか
②労働時間管理はしっかりしたシステムが導入されてるかどうか。
この2点を事前に確認しておくだけでやばい大学に入ることは避けれそうです
大学職員の求人票を見慣れていない方はこちらの記事を是非見てください
大学職員に転職して後悔する理由⑤大学職員へしか転職できない
大学職員に転職して公開する理由の一つにつぶしが効かないことが挙げられます.
その理由は、大学職員という仕事が世間に浸透していないから。
大学職員に転職するといっても「先生になるの?」とよく聞かれます。
それくらい世間一般的に大学職員という職種はレアであり認知度が低いのです。
特に大学 独自の仕事である入試であったり 先生とのセッションは何となく しか イメージが湧きません。
大学職員の業務自体は民間と似ていますが、その業務への取り組みが民間より「楽ちん」なことが多いです。
ネット記事でたくさんあるように「大学職員=楽チンでホワイト」といったイメージを持ってる面接官も多いです。
そのため転職活動時は、前職のキャリアが「大学職員」と聞いただけで採用しないといった人が多いのも分かります。
僕の周りでも転職したいと思っているがなかなかできず残留してる人も多いです。
一度はまると抜け出せない、大学職員も入る大学を間違えてしまえば蟻地獄のような職場になってしまい後悔が残ります。
そうならないために業務の中で自分の市場価値を上げられれば最高
・実績を求められなくても数字にこだわる
・なら20代のうちは仕事を選ばず何でも挑戦する
・定期的に転職サイトで市場価値を自分で確認
・ポータブルスキル(どの業界でも使用できる汎用性の高いスキル)を身につけておく
大学業界自体将来どうなるかわからないしね
そういった危機感を持って大学職員の業務に取り組むことが自分を守ることにつながります
終わりに・・・
大学職員への転職を後悔している友人を例に、後悔5選を解説してきました。
そもそも大学は日本に800近くあり、その中でどういった部署に配属になるかで業務量が全く異なる。
大学職員への道はガチャ要素満載です。
しかし、今いる現職よりは環境面や、金銭的にも改善できることが多い。
そのため、大学職員は公務員や銀行員から人気の仕事となっています。
今後も大学職員への転職は人気となってくるでしょうが、転職を後悔する人が減るよう業界理解を深める必要がありそうですね。
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