
大学の採用担当者として勤務経験を持つフクロウです



大学職員は文系の仕事?理系でもなれる?
年間約100件の転職相談の中で最も多く寄せられます。
私が採用担当者として見てきた経験では、文系・理系それぞれの強みを活かして大学職員への道を切り開いている事例が数多くあります。
✓大学職員へは文系理系どっちが有利か
✓文系・理系それぞれ向いてる仕事
✓文系・理系出身者のキャリアパス
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文系出身者の大学職員の特徴と活躍フィールド





私の体験には年間100件ほど転職相談が届きます。
文系出身者の強みは以下の点にあります
- 文書作成能力の高さ
- コミュニケーション力の豊富さ
- 事務処理への適性の高さ



コミュ力や事務処理力とかいわれても抽象的過ぎて…
よく解釈すれば抽象的なので主張のしようによっては文系の方は全員が大学職員として適性があり、即戦力としてアピールできるという意味でもあります。
その辺り、大学職員としてのエントリーシートの戦略次第で通過率は格段に変わってきます。



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また、文系の大学職員受験者は抽象的なアピールが多いからこそ、専門性があれば差別化できます。
大学職員として活躍できる専門スキルがある文系の方は目立ちます。
例えば、私に相談があった、英文学部出身の転職者は、その高い文書作成能力とコミュニケーション力を活かし、大学職員への道を選び、優良大学での国際交流部門キャリア採用枠で内定を獲得しました。
現在では留学プログラムの責任者として活躍されているようです。
文系出身者が活躍できる主な部門:



実際文系では大学職員としてどこで活躍できんの?
大学という大きな組織でも文系出身者が力を発揮する部門があります。
私の体験から、この3つの部署では理系ではなく文系出身者が活躍しています。
- 教務部門
カリキュラムの編成支援や成績管理など、正確な文書作成とコミュニケーション力が求められる業務を担当します。私の体験では、文系出身者の緻密な事務処理能力が特に重宝されています。 - 学生支援部門
奨学金関連業務や就職支援など、学生と直接関わる機会が多い部門です。文系出身者のコミュニケーション力を活かせる場面が豊富にあります。 - 総務・人事部門
規程の整備や採用業務など、大学運営の中枢を担う部門です。法規関係の知識や文書作成能力の高さが評価されています。



一般的には教務関係部署とひとくくりに呼ぶ人も多い


理系出身者の大学職員の特徴と活躍フィールド


大学職員は事務職のため、文系より理系の方の応募が少ないのは間違いなさそうですが、最終的に内定者の理系出身者割合は一定数います。
大学という文系が事務をするような職場であっても理系人材は必要とされるのです



それは理系出身者の強みがあるから
理系出身者の強みは以下の点です
- データ分析力の高さ
- 論理的思考力の強さ
- 研究支援業務への理解の深さ
例えば、昨年私が相談を受けた、工学部出身の大学職員転職希望は、研究現場での経験を活かして大学職員への道を選択。
研究支援部門での採用に成功し、現在では大型研究費の管理責任者として活躍しています。
理系出身者が活躍できる主な部門:



具体的に理系出身者が大学で活躍しているイメージをつかみたい。
こちらも私の大学職員経験をもとに、理系出身者の大学職員が特に活躍している部署と内容を紹介します。
- 研究支援部門 研究費の管理や実験施設の運営管理を担当します。
私の感覚では、研究現場を理解している理系出身者ならではの視点が重宝されています。 - 産学連携部門 技術移転や共同研究のコーディネートを行います。
理系出身者は研究内容の理解が早く、企業と大学の橋渡し役として活躍しています。 - 情報システム部門 学内システムの管理運営やセキュリティ対策を担当します。
特に情報系出身者は、技術的な知識を直接活かすことができます。
つまり、理系であればそれだけで選択肢の幅が広がるということです。
理系出身者が文系中心の仕事は大学ではよく任されますが、逆はあまりないから



それなら理系ワイかなり有利



理系出身者でも文系出身者より秀でなければ内定は容易ではない
大学職員への道は厳しい!と言われていますが、私は大学職員の内定を7つ獲得しました。



大学職員の面接を30回以上受けてきたからこそわかります
そんな私が大学職員の面接対策に特化をした、【実際聞かれた面接質問+回答アドバイス100個】を詰め込んだサービスがかなり好評です。
皆様が本サービスを利用されて後悔するとしても、失うのは少しの投資のみです。



しかし、それが皆様の将来のキャリアを画期的に変えるものであればどうでしょうか?
時間を買う意味でもかなりおすすめです
文系・理系それぞれの大学職員キャリアアップの特徴


文系出身者の場合



まずは大学職員に多い文系職員
- キャリアアップ例
国際交流部門でのマネジメント職
入試部門での企画責任者
就職支援部門での統括職
この年功序列の中でも評価の高い職員は希望部署に配属される可能性が高く、自らの望む部署での昇進昇格、そのままキャリアを固定することも可能。
つまり、大学職員としてしっかり成果を残して活躍しても年功序列のため給与での恩恵はないが、ご褒美として希望部署でのキャリアアップが文系出身者は可能


理系出身者の場合
- キャリアアップ例:
研究支援部門での予算管理責任
産学連携本部でのプロジェクトマネージャ
情報システム部門での技術統括



文系と同じじゃね?
特徴としては産学連携部署でのキャリアアップが多いことです。
産学連携はどの大学でも取り組んでおり、文系中心で運営されているものの、研究分野が必ず絡み、そこを取りまとめるのは理系出身者であることが多い。



つまり、産学連携でキャリアアップしたいなら理系出身者が多め


文系・理系それぞれの大学職員転職成功のポイント





ここでは大学職員として内定を得るために、文系理系それぞれでどういったアピールをしていくべきか解説



そんなの自分の強みをいうだけじゃないの?
大学職員は事務職員です。
ある程度大枠から外れない強みを主張したほうが内定は出やすく、元採用担当者からすれば次の面接にあげやすい。
こちらも私の大学職員としての採用担当経験からくる感覚です(私は文系ですので)
文系出身者の場合
- アピールすべき経験
- 文書作成実績
- プレゼンテーション経験
- チームマネジメント経験



私は元営業職ですが、営業力があります!なんてあまり言うべきではありません。
営業力をプレゼンテーション経験に置き換えたりと、物は言いようで上記3点を主張できないか?検討してみてください。
理系出身者の場合
- アピールすべき経験:
- 研究活動の理解
- データ分析スキル
- プロジェクトマネジメント経験
結論:大学職員への道は文理を問わず開かれている


私の体験では、自身の強みを適切に活かせる部署を選択することで、より充実したキャリアを築くことができます。
相談者から毎年50名弱の内定者を輩出している経験からも、文系・理系の違いよりも、大学職員としての意欲や具体的な貢献イメージの方が重要だと感じてます
ぜひ、自身の専門性を活かせる部署を見極めて、大学職員への道にチャレンジしてください。
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