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大学職員はぬるま湯だから人気の時代は終わったと最近よく聞く、実際どうなの?
大学職員の魅力の一つとして「ぬるま湯っぽい」があります。
大学職員へ転職しようとしていた当時の僕もそう思っていました。
✓大学職員が今後もぬるま湯なのか理解できる
✓大学職員へ転職する際の悪い意味のギャップ防止
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いたって”普通のぼく”がここまで面接を通過できた体験談も含めてお伝えします。
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大学職員はぬるま湯すぎるってホント?
大学職員といえば高給かつホワイトというイメージがあります
しかし、大学職員は本当にぬるま湯なのでしょうか?
ここでは実際に大学職員で働く自分自身や周りの大学の大学職員の意見を参考に本当にぬるま湯かどうかを記載します。
結論からお伝えすると大学職員はぬるま湯では全くありません。
大学職員は多くの責任と仕事に取り組んでいます。
大学職員は、一人で解決できる仕事は少なく、横のつながりを重視します。
また、大学職員の仕事には、学生の入学手続きや成績管理、カリキュラムの企画や運営、学生支援やキャリアサービスの提供などが含まれます。
また、予算や資金管理、施設管理、イベントの企画や実施、広報活動なども大学職員の仕事の一部です。
それらの仕事は決して楽でぬるま湯とは言い難い。
そのため、ぬるま湯とは言えない職場であり、責任と専門知識を要する仕事と言えると断言します。
僕自身、大学職員歴は長いですが、周り同僚を見ていても「大学職員はぬるま湯だ!」と思って転職してきたものの、思ったよりしんどくてすぐに辞めてしまう人をたくさん見てきました。
大学職員って大変なんだ~でも部署や仕事によって違うのでは?
はい。大学職員といっても内容はさまざま。
大学職員の職種・仕事内容について雇用形態から考察【ぬるま湯を判断】
大学職員の雇用形態にはざっくり3分類です。
正規職員
大学法人の職員として雇用され、安定的な雇用が期待できます。
非常勤職員
講師や研究員など、一定期間だけ雇用される場合があります。
契約職員
期間限定で雇用される場合が多く、雇用形態によって待遇や労働条件が異なります。
いわゆる大学職員=正規社員ってことね
その通りです、もちろん給料が高いのも正規社員ということになります
大学によって雇用体系の割合って違う?
大学によっては全職員のうち正規社員は2~30%程度で、他は非常勤や契約職員派遣職員で構成される大学も多いです。
そのため全体の職員数がかなり多いが、正規社員はほとんどいないという現象が起きます
転職希望者は正規社員がどの程度の割合いるのかを知った上で受験するようにしてください
大学職員の正規社員が多いということはぬるま湯な環境であるってこと?
これは一概に言えません。
大学職員の職員数に占める正規社員の割合が多いということは、転職のしやすさから言えば募集が多くなるため良いかもしれません。
当然、正規社員が多いというのは人件費がかなり多いということです。
そのため大学職員のぬるま湯環境を求めすぎると、将来人件費を削られるリストラに会う可能性もあるということです。
トレードオフってことね
大学の将来性を見極める財務諸表の見方はこちらで解説しています。
大学職員のキャリアは ぬるま湯?(キャリアパス)
キャリアアップには、研究・教育能力の向上や実績の積み重ね、リーダーシップ能力の向上などが必要です。
また、大学職員の場合、異動による組織変更や新たな業務の創出などによって、自己研鑽や新しいスキルの習得が求められることもあります。
そして最近増えてきているのが、大学職員の環境がぬるま湯だからこそ将来リストラがあっても生き残れる人材になるためのキャリアアップする人が増えてきているということです
大学職員のぬるま湯対策ってことね
転職できるような年齢じゃない方がこのような焦りを感じています
大学職員が今までぬるま湯であったからこそやっとキャリアパスを考え自分でスキルを身につけようとしているのです。
年功序列で昇格できる弊害だったのかもね
中には自分のいる大学に見切りをつけて別の大学へ転職する人もいるぐらいです
そのため僕の元には大学職員で今働いていながら別の大学に転職したいという相談が届きます
そういった方でもこちらの面接対応集をおすすめしていますね
ここから毎年たくさんの内定者が出ています
大学職員への道は厳しい!と言われていますが、僕は大学職員の内定を7つ獲得しました。
大学職員の面接を30回以上受けてきたからこそわかります
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しかし、それが皆様の将来のキャリアを画期的に変えるものであればどうでしょうか?
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大学職員は働き方改革でぬるま湯どころではない!?
「改革疲れ」という言葉を大学職員であればだれしも実感していることでしょう。
改革疲れという言葉が大学内ではよく使われます。
ぬるま湯な環境にいた大学職員が多いからこそ改革に疲れ切っているのです。
従来の大学職員は、研究や教育などの専門業務以外にも、事務や書類作成、会議などの雑務が多く、残業や休日出勤も当たり前でした。
しかし、近年では、長時間労働や過剰なストレスなどが社会問題化し、大学職員にもその影響が出始めています。
つまり改革すればするほど疲れてしまうのです
大学職員の国際化がぬるま湯環境から遠ざける
大学職員の国際化は、グローバル化に伴いますます重要視されるようになってきました。
具体的には、留学生の受け入れや海外研究、国際交流イベントの開催、海外大学との協定締結などが挙げられます。
つまり今まで必要なかったことにどんどん足を踏み入れて業務量が純粋に増える。
どんどんとぬるま湯でなくなってくるのも当然です。
また、国際化に関する取り組みは、大学の国際競争力を高め、学生や教員のグローバル人材育成にも繋がる重要な役割を果たしています。
そのため今後大学職員を目指すにあたってはより国際化というキーワードにも重点を置きながら大学を選ぶべきでしょう。
大学職員の多様性・包摂の改革
大学職員では多様性を必要とされ始めている。
多様性とは、性別や年齢、国籍、障がいの有無など、様々なバックグラウンドを持つ人々が共存することを指します。
大学職員においても、多様性を認め、包摂することが重要です。
例えば、異なる文化や価値観を尊重し、それに基づく教育や研究を行うことが求められます。
国際学部が増えたことや、外国人留学生が日本の大学にもたくさん来るようになったことが理由です。
お客さんである学生の多様性に対応し、大学職員の改革が行われることはむしろ普通の流れでしょう。
大学全体の改革を促進することで、研究や教育の質の向上、職員の働きやすさやワークライフバランスの向上、社会的責任の果たしやすさなど、逆にメリットもあることから「改革自体が期待されている」こともあります。
このような改革をすることで業務量は当然増えます
ぬるま湯っていう環境から遠ざかっていくのね
大学職員の社会的責任
大学職員には、教育や研究を通じて社会に貢献するという使命があります。
そのため、大学職員は社会的責任を負っていると言えます。
大学教育は若者の成長を支え、将来の社会の発展に貢献します。
また、大学研究は新しい知識や技術の発見に繋がり、社会の問題解決に役立つことがあります。
大学職員は、このような社会的な役割を果たすことが求められます。
面接では改革した経験をアピールすると有利
大学職員は今までぬるま湯な環境だったからこそ改革思考のある転職者は重宝されます
ぬるま湯からの脱却をする大学が多い中、今いる大学職員でその環境を大きく変えることはしにくいです。
人間誰しも環境変えたくないしね
具体的にどんな話が好まれる?
大学職員はこういったキーワードを好みます
改革、チームワーク
リーダーシップ、調整力
統括力、コミュニケーション能力
このような強みや経験があるのであれば積極的にアピールすべきでしょう
大学職員がぬるま湯から脱却しようとすれば退職者が増える
お伝えしてきた通り、今までの大学職員はぬるま湯の環境がほとんどでした。
今いる大学職員では大きく環境を変えづらいため、外部からの転職者を即戦力とし改革を進めている大学は増えてきています。
ただその改革の度合いは大学により濃淡が激しく、今でもぬるま湯な大学職員であり続けてる大学も多いです。
このままぬるま湯の状態で将来大丈夫かな?
こういった不安が大学内から出始めた頃に退職者が少しずつ増えてきます。
最も多いのは将来性のある大学に転職する人々。
つまりは大学職員から大学職員へ転職するのです
せっかく大学職員に転職するなら良い大学に入りたい
おすすめの転職すべき大学を紹介している記事もあります
こちらを参照ください
ぬるま湯な大学職員のためのストレスマネジメント
大学職員は日々改革改革です。
ぬるま湯どころか日々厳しくなってきています。
多忙な業務やプレッシャーによってストレスを感じることもあります。
そのため、大学職員はストレスマネジメントが求められます。
例えば、
・適度な運動や睡眠
・コミュニケーションや趣味の時間を確保すること
・ストレスを軽減するためのセミナーや研修を受けることが有効です。
↑いずれも一般論のように聞こえますがすごく大切です。
大学職員の面接の中でも「ストレス耐性」の評価項目の重要度高まっているというのもよく聞く話です。
ストレスをためて「大学職員やめとけばよかった」と後悔することだけは避けましょう!
大学職員はぬるま湯と言われ続ける理由
大学職員がぬるま湯と言われる福利厚生や休暇
大学職員は公務員並みに福利厚生が充実しています。
近年の大学職員と厳しさを知らない第三者からすると、この福利厚生だけで大学職員がぬるま湯と判断されても仕方ありません。
それくらい手厚い。
大学職員の福利厚生には、退職金や社会保険などの基本的なものから、保育所や子育て支援、健康診断、スポーツクラブ利用支援などの各種制度があります。
中でも、大学職員には共済組合という組織があり、医療費や介護費などを補償してくれる制度があります。
さらに、大学によっては、住宅手当や車通勤手当など、職員のライフスタイルに合わせた福利厚生制度を設けている場合もあります。
しかもこれが多い。独身で住宅手当月5万なんて大学も
大学職員はあまり転勤もなく、住宅について補助する必要もないのに…
夏休み・冬休み各20日、別途有給あり
正直恵まれすぎです。残業もない、そして高給
人気な理由がわかるわ
大学職員はぬるま湯でホワイト企業
やはり大学職員がぬるま湯と言われる理由は、高給+ホワイトだからです。
これは本当に事実ではあるのですが年々ぬるま湯ではなくなってきているということも理解頂いたと思います。
私個人的にはどの大学を受けるか選定する時点で、この大学はぬるま湯か?と楽な大学を選ぶと数年間は楽だと思います。
いつまでもぬるま湯に浸かってる大学は合併される側に値するため合併と同時に環境が激変、その際の年齢が高ければ高いほど変化に対応できづらくなりマジでしんどいです。
そのため単純にぬるま湯の大学を選ぶということは将来を見せれば良くないかもしれませんね。
逆を返すと現在でかなり激務なぬるま湯ではない改革芯の強い大学に入ることこそが長い目で見れば本当にコスパが良い大学職員になれることでしょう。
おわりに
大学職員がぬるま湯ということについて解説してきました。
改革を行うという大号令とともに大学職員では働き方改革も進んでいます。
遅れながらもフレックスタイムやテレワークなど、柔軟な働き方がどんどん導入されてきています
最後に具体的にどういった大学に就職しておりどれぐらいの年収をもらっているのかよく聞かれますのでこの記事でまとめています
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